※上の写真はF-35A Lightning II 米空軍のものです。
皆様こんばんは。
ついにと言うべきか、とうとうと言うべきか、ようやくと言うべきか…やって参りました!!
国産ステルス戦闘機!!F35!!6月5日に公開!!
いやぁ、ついにやって参りましたねぇ~!!
航空自衛隊に配備される最新鋭ステルス戦闘機、F35!!
その開発に参加した国内企業は、言わずと知れた三菱重工業!!そう!!あのゼロファイターこと、零戦を作った企業でございます!!
今回のこのF35ステルス戦闘機、日本を含む米英豪他を含む全9ヵ国からなる共同開発のようです。
予定では平成36年までに全部で42機配備される用ですが、先にロッキード・マーチン社が製造した4機が引き渡され、残りの38機は米国から三菱重工業へ部品が引き渡され、国内製造となるようです。
そして、このF35ステルス戦闘機は何と置き換えられるかというと、ファントムの愛称で長年愛用されてきたF-4戦闘機の後続機となります。
個人的にF-4ファントム…結構好きだったんですけど…仕方有りませんね…。エースコンバットでも初期の戦闘機という酷い扱いでしたから…。・゜゜(ノД`)
写真はRF-4E ファントムII
気になるF35ステルス戦闘機の性能
今回話題に上がっているF35ステルス戦闘機の性能はどのようになっているのでしょう?
あ~!!実物を見てみたい!!
ちなみに愛称は、ライトニング(英:F-35 Lightning II)です。
ライトニング!?ライトニング姉さん!?ライトニングサンダーボルト!?雷電!?
い…色々な所から叩かれそうで怖くなってきた…。(´д`|||)
さて、話を元に戻しましてこちらのF35ステルス戦闘機のライトニングさん、A型、B型、C型に別れています。
A型は3タイプの中でも基本となる設計で、最も簡素で軽量に出来ているため運動性能も良く、航続距離も長くなっています。
武装も固定のガトリング砲(180発)を有しており、ステルス性能も問題なく発揮することが出来ます。
B型はハリアーIIの後続機として製造されたため、あの垂直離着陸が出来るんです!!
そう!!ハリアーと言えばシュワちゃんが出てきた映画「トゥルーライズ」で登場してます!!シュワちゃんも搭乗してます!!
カッコいいですよねぇ~!!今となっては当たり前な垂直離着陸なんて、あの当時は画期的でしたからスゴい印象が深くて今でも覚えています。( ´∀`)
さて、このB型ですが、やはり垂直離着陸が可能というだけあり部品数が増え、機体重量も増し、運動性能、航続距離ともにA型、C型に劣るという欠点を持ち合わせています。
また、垂直離着陸という特性上、機能面の複雑化に伴い整備性を悪化させ、固定武装であるガトリング砲を搭載することが出来ず、必要であれば外付けガンポットの搭載となっております。
外付けのガンポットを搭載することにより、必然的にステルス性能にも影響が出てしまい、十分な能力を発揮する事が出来なくなってしまいます。
さて、悪い面を述べてきたこのB型。だからと言ってこの戦闘機が使えないかと言うとそうでもない!!
垂直離着陸が出来ると言うことは、長い滑走路が要らないってことですよ!!
と言うことは、山岳地帯でも駐留出来る!!
空母じゃなくて揚陸艦に搭載して、陸軍の援護にまわれる!!
他にも活用法が有りそうですが、長くなってしまいそうなのでこの辺でやめときます。
さて、では最後にC型を見ていきましょう。
このC型、F/A-18A-D(愛称はホーネット)の後続機として開発製造されました。
このF/A-18A-Dは、空母艦載機型のためC型も同じく空母に搭載することが出来るように作られています。
その為に部品数が増加し、重量もB型に匹敵するほどに増えたが為に運動性能はB型とほぼ同等かそれよりも少し上くらいかと言う状態です。
しかし、主翼と尾翼の大型化に伴い、また固定武装であるガトリング砲を排除しているため、機体内部の面積を確保し、燃料タンクの大型化に成功。その為3タイプの中でも一番の航続距離となりました。
この3タイプの中で日本が選んだ機体は、A型であるオーソドックスな所を選んでいます。
その理由を簡単に述べると、
空母を持っていないのでC型を選ぶ必要がない。
日本狭しと言えど、領空を含めると結構な広さなのでそれなりの航続距離が必要。
スクランブル発進時(諸外国の飛行機が領空を侵犯したとき)の威嚇射撃にガトリング砲は絶対に必要である。
と言うことからA型に落ち着いたようです。
兵器を国産化するとどうなるの?
今までは戦闘機に限らず、ほとんどの兵器は主にアメリカから輸入されています。
これは、裏を返せばアメリカとの同盟関係が無くなれば、今ある主力兵器の整備は出来ても機能的なメンテナンスをすることが出来ない可能性が有ります。
つまりどういうことかというと、我々一般市民の乗る車。
これは、ガソリンの量やタイヤの空気圧、エンジンオイルの量などは所有者で有る我々が見ることが義務であり、また見ることも可能です。
しかし、今や車にはCPUが積まれています。所有者が意図しない故障、あるいは原因不明の故障の際には、このCPUを見ればわかることも有ります。
ですがこれを見るにあたって専門知識が必要となってきますよね。
その為に車の修理工場へ持っていって調べて貰う。
この修理工場の部分が、アメリカとの同盟関係ありきの状態なんです。
もしも戦闘機や戦車の整備に、アメリカの作った暗号プログラムを入れた機械類の点検項目が有れば…点検できませんよね。(;´д`)
そうなると、やはり日本はアメリカの技術力無しでは生きていけない国となってしまいます。
先のオバマ政権時代では、世界の警察官であることを放棄する動きも有りました。
また、これから先アメリカの国力もどうなるか解らない、最も日本の国力もどうなるか解らないのですが、そんな中いつまでもアメリカありきの国として生きてはいけないでしょう。
もしも無条件で同盟を破棄されたとしたら?
アメリカが守ってくれる時代は、いつまでも続かないかもしれません。
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